2011年03月04日

NHKニュース2011年3月3日23時56分報道分


〈豪の戦争捕虜に初の公式謝罪〉

 前原外務大臣は、太平洋戦争中に日本軍の捕虜となったオーストラリアの元兵士5人と面会し、「多大な損害と苦痛を与えたことに、改めて深い反省と心からのおわびを申し上げます」と述べ、初めて公式に謝罪しました。

 前原大臣と面会したのは、太平洋戦争中にシンガポールやインドネシアなどで日本軍の捕虜となったオーストラリアの元兵士5人とその家族です。この中で前原大臣は、「わが国がオーストラリア人の元戦争捕虜を含む多くの人々に対し、多大の損害と苦痛を与えたことに、改めて深い反省と心からのおわびを申し上げます」と謝罪しました。戦争捕虜を巡っては、アメリカの元兵士に対し去年9月、当時の岡田外務大臣が初めて公式に謝罪をしていますが、オーストラリアの元兵士に対する謝罪は今回が初めてです。

 また、前原大臣は戦争捕虜の個人記録を記した「銘々票」と呼ばれる資料の写しなどを5人に手渡したうえで、オーストラリア人のほかの元捕虜に対しても、資料の写しを引き渡す準備を始めたいという考えを伝えました。これに対し、日本政府の公式な謝罪を求めてきた元兵士のチャールズ・リチャーズさんは、「今回の謝罪は歴史的な出来事だ。銘々票の返還は元捕虜にとってだけではなく、家族にとっても重要なことだ」と述べました。(NHK
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2009年02月25日

奈良新聞2004年7月28日(水)付朝刊掲載記事


〈グリン神父の志しのぶ多目的施設、奈良に完成〉

 戦後復興の時代に日豪親善に尽力、奈良市の福祉や青少年健全育成など多くの功績で平成6年、市特別名誉市民の称号を贈られた故アントニ・グリン神父をたたえ、グリンと緑のグリーンを掛けたネーミングで奈良市が同市中登美ケ丘3丁目に建設していた市グリーンホールが完成。きょう28日午前10時から、大川靖則市長らが出席して開館式典が行われる。

 敷地面積約640平方メートル。建物は木造平屋建て床面積約230平方メートル。約130席の多目的ホールがある。玄関ホールにはグリン神父愛用のカメラのほか、英字で書かれた晩年の日記のコピー、ロザリオ、日本語の勉強に使った単語カードなど遺品を展示。総事業費5050万円。備品類は市民1242人から寄せられた約400万円の浄財で賄われる。

 グリン神父はリズモア市出身。昭和27年に日豪の和解を目指して初来日して以来、同国カウラの日本人墓地の整備、旧日本軍人の遺品返還運動を進めた。御所市の聖ヨゼフ老人ホーム、奈良市の特別養護老人ホーム「サンタマリア」の建設のほか、奈良カトリック幼稚園園長を務めるなど県内外に足跡を残した。

 同館は月曜休館で、貸し館は29日から。使用無料。問い合わせは「グリーンホール」。電話0742(45)7407。(奈良新聞社
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奈良市役所〜記者発表資料「奈良市グリーンホール開館式典」


〈奈良市グリーンホール開館式典〉

日豪親善、社会福祉、教育、青少年育成など幅広い分野で多大な功績を残された奈良市特別名誉市民故アントニ・J・グリン神父の記念館として、また国際交流をはじめとする市民の皆さんの交流の場として建設を進めてきた奈良市グリーンホールが完成し、下記の通り、開館式典を開催する運びとなりました。

1.日時 平成16年7月28日(水)午前10時から

2.場所 奈良市中登美ケ丘三丁目1994番地の10 奈良市グリーンホール

3.次第
(1)テープカット(ホール玄関前)
市長、議長、パウロ・グリン神父(アントニ・J・グリン神父実弟)、石山英勝グリーンファミリー会長(指定管理者)
(2)式典(館内多目的ホール)
第一部
・挨拶 市長
・来賓祝辞 議長、パウロ・グリン神父
・感謝状贈呈 市長から施工業者へ
・鍵の引渡し 市長から指定管理者へ
第二部
・記念講演 映画「愛の鉄道」監督千葉茂樹氏
・ミニグリーンコンサート 荒井敦子音楽療法推進室長


(上記は奈良市役所発表・平成16年7月27日付報道資料から抜粋)
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